北名古屋市 公共施設適正配置計画再編を3月にも公表
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説明する太田孝則市長
北名古屋市は、北名古屋市公共施設適正配置計画を再編し、2026年3月にも公表する予定だ。25日に開催した市民説明会で、太田孝則北名古屋市長が明かした。
配置計画は、機能が類似している施設の在り方を見直し、統廃合などによる総量縮減の推進、土地取得および返還の検討を目的に策定する。目標年次は2065年度まで。市民ニーズや市の財政状況などに対応するため、概ね5年ごとの計画見直しを行う。
市民説明会では、行財政改革実行プランなどの進捗状況を中心に、公共施設の適正化、市民サービスの見直し、財政規律の確保の3つの方向性について説明。今後の取り組みについては、▽事業が先送りとなっている都市公園 「鹿田中央公園」及び鹿田雨水調整池の整備推進▽徳重・名古屋芸大駅周辺の歩道整備▽西春駅周辺の新たなにぎわい作り▽沖村西部土地区画整理事業内「舟附公園」に隣接する調整池の上部を、スポーツ・レクリエーション施設として整備を検討するなど挙げた。
また、都市公園などの将来的な整備に向け、都市計画税率を0・2%から0・3%に引き上げを検討している旨も明かした。引き上げ時期は未定。
説明会は22年から毎年実施しており、本年度は市民をはじめとした100人が参加した。
