瀬戸市 瀬戸中水野駅周辺土地区画整理 計画縦覧
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瀬戸中水野駅周辺地区土地区画整理事業予定地
瀬戸市は、瀬戸中水野駅周辺地区土地区画整理事業の着手に向け、事業計画書の縦覧を開始した。受け付けは4月14日までで、愛知県への意見書の提出は、28日まで。県による審査を経て、事業認可が決まれば、1カ月以内に組合設立総会を開催する。また、市と組合設立発起人会は、近日中に事業化検討パートナーの4社を業務代行予定者とすることを盛り込んだ覚書を締結する。
事業予定地は、内田町1丁目・2丁目、三沢町1丁目・2丁目のいずれも一部で、面積は約19・9㌶。地権者数は約150人。事業期間は32年度までの8カ年で、事業費は52億円を見込む。
整備は組合施工で、区画道路や調整池、宅地、雨水排水管を整備。用地引き継ぎ後に、駅前広場と公園を市が整備する 。
各整備の規模は、幹線道路が延長525㍍、区画道路が5158㍍、特殊道路が795㍍、調整池が3箇所合計で6734平方㍍。宅地は639戸を供給し、商業施設と接道を除いた面積は、10万2292平方㍍となる想定だ。
また、地区内の北西側で業務代行者による複合商業施設の設置を計画している。
事業化検討パートナーは、矢作建設工業、日本エスコン、トヨタホーム、トヨタスマイルライフ。
事業検討に先立つ基本設計は日本測地設計中部支店(名古屋市中区)が担当。また、23年3月に対象区域を都市計画決定した。