日本スパイダー協会 操作訓練証明書を認定

四国

操作指導者訓練の様子

 日本スパイダー協会(五島満会長)は、4月28日から5日間、4輪多関節型作業機械「スパイダー」の操作ライセンス認定取得に向けた指導者訓練をキタトレーニングセンター(吉野川市)などで開催した。訓練には、成島建設(徳島市)とカタギリテック(岐阜県郡上市)の社員6人が参加。開発製造元のメンツィムック社(スイス)のトップインストラクターであるエルンスト・メンツィ氏が講師となり、機械操作や特性、活用事例などを学び、全員がメンツィムック社公認「オペレーターインストラクター」として認定を受けた。  メンツィ氏は、「基礎の部分を大切にしており、上手く操縦できていた。日本での社会的認知・普及とオペレーターの育成・訓練に努めてもらいたい」と述べた。五島会長は「災害列島日本でスパイダーは大いにその力を発揮できる。国土技術政策総合研究所はじめ関係機関とともに精力的に活動を展開していきたい」と今後の目標を口にした。  メンツィムック社が操作訓練証明書を発行できる組織として協会を認定するのは世界初となる。