品質向上と安定供給を 広域生コン協組設立

四国
 高知広域生コンクリート協同組合(杉本守理事長)は、近い将来に起こりうる南海トラフ大地震に備えるため、生コンクリートの品質向上と安定供給できる体制の構築を目的として広域の協同組合を発足した。  同組合は、強固な社会基盤を形成して市民生活を守るという業界の責任を果たすため、各協同組合間の垣根を払い、広域組合として設立。3月17日の創立総会を経て、4月から共同販売を開始した。現在は、生コンクリート(建築標準)価格1万8000円(税別)で提供を開始しているが、セメントなど原材料価格の高騰や輸送コストの上昇、従業員の待遇改善などに対応するため、年内にはさらに3000円の値上げを予定している。  杉本理事長は「15年間も混迷していた高知市周辺の生コン市況を、全国平均価格並みに早急に回復する必要がある」と意気込みを述べた。  組合員は一宮生コンクリート、協栄、黒潮コンクリート、高菱レミコン、中部生コンクリート、仁淀コンクリート、ビルドベース芸西生コンクリート、日和崎生コンの8社。