京都府 DBO方式で向日町競輪場再整備
大阪
京都府は、DBO方式による向日町競輪場再整備・運営事業の公募型プロポーザルを公告した。参加資格確認申請書を6月30日まで、企画提案書を8月29日まで受け付ける。9月上旬にプレゼンテーションによる審査を行い、10月3日に結果を通知する。事業期間は2049年3月31日まで。
競輪事業の安定的な収益を確保するため、競走路(バンク)、選手管理センター、選手宿舎、スタンド、場外発売時車券投票所などの競輪施設を再整備する。合わせて、来場者数を踏まえた施設・機能の集約化を行い、新しい観戦スタイルなどに対応した施設の再整備による来場者サービスの向上、選手・競技者の競技環境の改善、運営の最適化を図る。
また、競輪場敷地内で整備を進める京都アリーナ(仮称)と建設期間から管理運営期間を通じ て連携し、競輪場敷地全体として文化・スポーツの拠点を形成、地域の活性化を目指す。
事業用地は京都府向日市寺戸町西ノ段5他。敷地全体面積は約5万8630平方㍍で、このうち競輪事業用地は約2万5500平方㍍。用途地域は近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率200%)。
コンストラクション・マネジメント業務は山下PMC(東京都中央区)が担当。