建設専門工事業合同体験フェア、学生約300人が参加

静岡

足場を体験する高校生

 建設産業専門団体中部地区連合会(清水敬央会長)は5月22、23日に「第11回建設専門工事業合同体験フェア」を愛知県小牧市のポリテクセンター中部で開催し、学生約300人が参加した。とび、鉄筋、圧接、左官、型枠など13団体のブースが設けられ、各専門工事業の職人が熱心に技術を伝えた=写真。  22日の開会式で清水会長は、「10年目を迎え、学生への伝え方に工夫を重ねきた。モノをつくる建設業の魅力を体験してもらうと同時に私たちの思いや心意気を一人でも多くの学生に伝えていこう」とあいさつした。続いて、国土交通省中部地方整備局の佐藤寿延局長は、「合同体験フェアの成果が着実に出ていると聞いている。皆さんのプライドも伝えてほしい」と話した。  参加団体は、▽日本型枠工事業協会東海支部▽東海4県鉄筋組合連絡会▽東海建設躯体工業会▽全国建設室内工事業協会中部支部▽中部建設インテリア事業協同組合▽全国タイル業協会中部支部▽日本左官業組合連合会東海ブロック会▽ダイヤモンド工事業協同組合中部支部▽中日本圧接業協同組合▽全国クレーン建設業協会愛知支部▽日本機械土工協会中部支部▽プレストレストコンクリート工事業協会中部支部▽日本金属工事業協同組合中日本ブロック―の13団体。