ニトリHD 6万m2超 27~28年で建設 ニトリモール東八三鷹

東京
 ニトリホールディングスは、調布市と三鷹市にまたがる東八通り沿いの土地に「(仮称)ニトリモール東八三鷹」の建設を計画している。延べ床面積6万平方㍍超の商業施設を2027~28年の2カ年で建てる予定だ。東京都に提出した環境影響評価調査計画書で明らかにした。  建設地は調布市深大寺東町8ノ33ノ1他と三鷹市野崎1ノ13ノ8他にまたがる面積約2万8000平方㍍。今後、調布市側にある商業施設4棟を所有者が解体・撤去する他、三鷹市側は全国地方銀行協会の研究所跡地となっている。  ニトリモール東八三鷹の計画規模は鉄骨造4階建て延べ約6万1100平方㍍。1階にテナントスペース、2階にニトリ店舗とテナントスペース、3階~屋上に駐車場を配置する。駐車場は建物と平面で約1340台分を確保する。地中埋設物の撤去から上屋の建設を27~28年に21カ月の工程で進める予定でいる。  プレック研究所(千代田区)が調査計画書の作成を手掛けた。  ニトリモールの基本コンセプトは「豊富な品ぞろえとお求めやすい価格」。全国の顧客から大きな支持を集めているファッションや生活用品、飲食やサービスなど、各カテゴリーの〝代表的なチェーンストア〟を中心に構成しているという。  現在、東大阪(延べ床面積4万1662平方㍍、東急建設が設計・施工)と相模原(延べ床面積5万2163平方㍍、T&N北海道設計事務所が設計、奥村組が施工)、宮崎(商業施設面積2万0700平方㍍、T&N北海道設計事務所が設計、坂下組が施工)、枚方(延べ床面積7万3528平方㍍、竹中工務店が設計・施工)の4店舗を展開。東八三鷹は関東圏で2店舗目になる。