国際両備フェリー オーキドホテル改修 高層棟解体7月に着手
四国
現在のオーキドホテル
【香川】国際両備フェリー(香川県小豆島町池田1ノ18)は、土庄港前にあるオーキドホテルをリニューアルする。低層棟を海外の富裕層向けに改修を進め、高層棟は解体し、駐車場を整備する。
高層棟(本館)の解体工事はタニモト(高松市)の施工で7月にも着手し、2026年2月に完了する見通し。
低層棟は、真砂建設(小豆島町)が1階と2階の改修工事を進めている。客室を和室から洋室に変え、宴会場をなくし、新しく客室を追加する。浴場の設備も更新する。26年5月に完成し、26年7月の開業を目指す。約30室の客室で海外の富裕層向けに営業を再開する計画だ。
オーキドホテルは、鉄筋コンクリート造9階建て延べ約4000平方㍍の高層棟と鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3000平方㍍の低層棟で構成。1982年7月に開業した。23年から順次改修事業を行っている。
所在地は香川県土庄町甲5165ノ216。
設計はスキーマ建築計画(東京都渋谷区)が担当した。