県内公立小中学校体育館空調設置率は14・6%
神奈川
神奈川県小中学校空調設置率
文部科学省が調査した公立学校体育館への空調の設置状況(5月1日時点)によると、神奈川県内の小中学校への設置率は14・6%だった。全国平均の22・7%を下回るとともに、関東1都6県の中では最も低かった。設置率100%を達成した自治体は1市3町あったが、学校数が多い19市のうち14市が10%に満たなかった。
神奈川県内の小中学校の体育館と武道場1518棟のうち、空調が設置されているのは222棟。小学校は843棟中128棟で15・2%、中学校は675棟中94棟で13・9%だった。設置率が100%に達したのは綾瀬市(20棟)と寒川町(8棟)、大磯町(4棟)、大井町(4棟)の1市4町。二宮町(6棟中5棟)の83・3%、葉山町(8棟中6棟)と松田町(4棟中3棟)の75%が続いた。
設置率が0%だったのは5月時点で9市6町1村。政令指定都市3市については横浜市(607棟中108棟)が17・8%と比較的進んでいるものの、川崎市(206棟中11棟)が5・3%、相模原市(131棟中12棟)が9・2%にとどまった。
一方、文科省は2024年度に小中学校などの体育館への空調整備を加速するため、臨時特例交付金を創設。県内の市町村についても設置を本格化する動きが出てきており、横浜市では従来の計画から5年前倒しで整備。川崎市や設置率が3・5%にとどまっていた横須賀市、設置率が0%だった平塚市や藤沢市などでも新たに予算を計上し、設計や工事を進めている。
全国で最も設置率が高いのは東京都の92・5%。大阪府の49・2%、山形県の43・4%が続いた。
県内市町村の設置率は次の通り。
▽横浜市(17・8%)▽川崎市(5・3%)▽相模原市(9・2%)▽横須賀市(3・5%)▽平塚市(0%)▽鎌倉市(3・7%)▽藤沢市(0%)▽小田原市(0%)▽茅ケ崎市(40・6%)▽逗子市(0%)▽三浦市(0%)▽秦野市(0%)▽厚木市(34・1%)▽大和市(6・3%)▽伊勢原市(0%)▽海老名市(36・8%)▽座間市(0%)▽南足柄市(0%)▽綾瀬市(100%)▽葉山町(75%)▽寒川町(100%)▽大磯町(100%)▽二宮町(83・3%)▽中井町(0%)▽大井町(100%)▽松田町(75%)▽山北町(33・3%)▽開成町(0%)▽箱根町(0%)▽真鶴町(0%)▽湯河原町(0%)▽愛川町(0%)▽清川村(0%)