夢洲第2期まちづくり 検討業務にいであ
大阪
大阪都市計画局は、夢洲第2期区域まちづくりに向けた検討業務をいであ(東京都世田谷区)に委託した。業務では、都市計画変更図書の作成、関係機関協議資料の作成、開発事業者募集に係る検討などを行う。履行期間は2026年2月25日まで。
大阪府市は、夏ごろ策定予定の夢洲第2期区域マスタープランに基づき、25年度下半期に開発事業者の募集を開始する予定だ。マスタープランでは、民間事業者から募った跡地活用案を基に、四つのゾーンで商業・飲食施設やアリーナ、モータースポーツ拠点などの導入を検討。
大屋根リングや静けさの森など万博ハードレガシーの継承については、第2期区域部分北東部約200㍍と第3期区域部分南西部約350㍍を残置可能性があるものとしてリユースの対象から外し、大屋根リング の活用に関する検討会で議論しているところだ。
また、大阪ヘルスケアパビリオン跡地活用ゾーン(鉄骨造2階建て延べ約2000平方㍍)については、建物の一部を残地または敷地内で移築し、先端医療・国際医療・ライフサイエンスなどに関わる事業を実施する方針だ。同活用エリアの開発事業者は先行して募集を開始する予定だ。