沼津市西部地域市街地で流域治水へ 沼川新放水路の整備促進 沼津土木事務所
静岡
整備中の沼川新放水路7月時点(提供/静岡県沼津土木事務所)
沼津土木事務所では、近年の激甚化・頻発化する水害に備えて、あらゆる関係者と協働し、水害を軽減させる「流域治水」に取り組んでいる。
管内を流れる一級河川狩野川流域においては、国土交通省や関係市町などと連携し、「狩野川流域治水協議会」の活動として、気候変動によるリスクに対応するため「狩野川流域治水プロジェクト2・0」の取り組みを進めている。
また、浸水被害の常襲地域となっている沼津市西部地域の市街地においては、被害を軽減させるため、2023年12月に策定した「沼川(高橋川)水災害対策プラン」に基づき、県と市が連携して「流域治水」に取り組むとともに、沼川新放水路の整備を進めている。
25年度は、JR東海道本線交差部で函渠工事、河口部で水門工事を進めるとともに、国道1号交差部における放水路の工事に向けて、国道の切り回し工事に着手する。引き続き、28年度までに河口から沼川までの区間、32年度までに沼川から高橋川分岐点までの区間の完成を目指し、事業を推進していく。
その他、三島市と清水町を流れる境川や函南町の来光川、御殿場市の西川、小山町の鮎沢川、裾野市の泉川などで、流下能力を高めるための河道拡幅工事を実施していく。また、伊豆市の山川や長泉町の梅の木沢川、伊豆の国市の戸沢川などでは、既存の流下能力を確保するための河床掘削や護床工の整備を実施していく。
