岡山県 過疎地域持続的発展方針案まとめる

岡山
 岡山県は、安心して暮らし続けることができる地域の実現に向け、過疎地域持続的発展方針素案を策定した。国の同意を得て11月にも成案を策定し公表する。計画期間は2026年4月1日から31年3月31日までの5カ年。  対象は、過疎地域市町村の津山市(旧加茂町・旧阿波村・旧勝北町・旧久米南町の区域)、井原市、高梁市、新見市、備前市、瀬戸内市(旧牛窓町の区域)、赤磐市(旧赤坂町・旧吉井町の区域)、真庭市、美作市、浅口市(旧寄島町の区域)、和気町、矢掛町、新庄村、鏡野町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町、吉備中央町と岡山市の旧建部町の区域)。  主な目標と内容は、社会増減数の転入超過、多様な主体が支えあう仕組みづくり、安心して暮らせる生活基盤づくり、暮らしを支える地域経済の振興を挙げている。  このうち、安心して暮らせる生活基盤づくりでは、道路のすれ違いが困難な箇所や見通しの悪い箇所の28年度までの改善目標を550カ所としている。