リケンテクノス 亀山市の三重工場を拡張

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 【三重県亀山市】化学製品メーカーのリケンテクノス(東京都千代田区神田淡路町2ノ101)は、総額90億円を投じて亀山市の三重工場を拡張する。着工は2026年10月を予定しており、現在は施設の詳細を検討中。設計を担当する事業者については回答を控えた。  建設地は亀山市阿多野町地内。三重工場に隣接する約3万平方㍍を対象に、工場と倉庫を整備する。完成は29年9月を予定。三重工場と同じく、樹脂コンパウンド製品を中心に取り扱うようだ。  今回の拡張について、リケンテクノスは「将来に向けた生産能力増強と効率化のため」としている。  また同社は、群馬県太田市にある群馬工場の一部の面積5万7000平方㍍を売却すると発表した。売買契約の締結は8月27日を予定。売却額は約18億9000万円、売却益は約4億5000万円。売却先は明らかにしていない。