モノレール建設事務所 工事2件、委託1件を表彰

大阪

岸本建設らが表彰を受賞した

 大阪府モノレール建設事務所は8月4日、優良建設工事等表彰(事務所表彰)式を行い、工事2件(技術者1人)と委託1件を表彰した。今田吉信所長から受賞者に表彰状が手渡された。  「大阪モノレール支柱建設工事(本庄西工区その1)」を施工した岸本建設が優良工事表彰、同社の城和豊氏が技術者表彰を受賞した。沿道に家屋が張り付いている狭隘(きょうあい)な現場で、騒音や振動、粉塵に対する十分な対策を行ったことが評価された。  同じく優良工事表彰を受賞した大日本土木・全日本コンサルタント共同企業体は、「大阪モノレール支柱建設工事茨田大宮工区」を施工した。大阪中央環状線本線の交通規制を伴わない空中足場工法や上空の高圧電力線とクレーン先端の安全離隔距離を確保するためのシステム活用など、労働災害・公衆災害の発生を防止する対策を行った。  委託では、「大阪モノレール詳細設計委託(R2(その1))」を担当したトーニチコンサルタント西日本支社が受賞。モノレール橋の地組ヤードが地上に確保できないことから、隣接する他工区の支柱上での地組を提案し、それらを担当するコンサルとの調整を図ったことなどが評価された。