県備前東備 9月にこぶ川改修工事発注へ
岡山
25年度のこぶ川改修箇所
岡山県備前県民局東備地域事務所は、継続して進めているこぶ川改修工事の残りの箇所について、一般競争入札で9月に発注する予定。2026年6月ごろまでの完了を目指す。
場所は赤磐市正崎地内。 残りの延長約80㍍のうち、25年度は約50㍍に着手する。これまでと同様にブロック積み工法による護岸工事を行う。25年度事業費は約7000万円。
こぶ川は延長2・7㌔で、一級河川砂川の支川。砂川改修事業の一環として、砂川との合流点を起点、赤磐市の市道尾谷本線との交差部分までを終点とするこぶ川の改修工事を進めている。全体の施工延長は約200㍍。22年度から工事に着手しており、約120㍍が完了済み。26年度以降に残りの約30㍍を進める予定で、現時点で27年度の完了を目指している。
詳細設計はエイト日本技術開発(岡山市北区)が担当し、16年度に完了している。
砂川改修事業では、12年度の洪水被害を受けて、今後同等の雨が降っても対応できるように流量を調節する改修工事を進めた。下流の一級河川大谷川との合流点から上流のこぶ川との合流点までの施工延長約800㍍がすでに完了している。