四国化成工業 徳島工場の敷地内に新事務所

四国

新社屋のイメージ図

【徳島】四国化成工業(香川県丸亀市土器町東8ノ537ノ1)は、徳島工場(徳島県北島町)の敷地内に実験施設と厚生棟の機能を統合した新実験・事務所棟を建設する。2027年10月の竣工を予定している。施工者・設計担当者は明らかにしていない。  9月から既存施設を解体し、仮社屋の建設を経て、26年1月に新棟の工事を開始する。規模は鉄骨造4階建て延べ2518平方㍍。  省エネルギー性能に優れた高断熱外皮や高効率な空調・照明設備を導入し、環境に配慮した仕様を目指す。建物の年間一次エネルギー消費量を50%以上削減するZEB Readyの認証取得を見込む。  徳島工場では、プール用殺菌・消毒剤の「ネオクロール」とその関連製品、電子材料用途としてLED関連材料や半導体プロセス材料などの開発・製造をしている。既存施設の老朽化、電子材料の需要増加に伴う従業員の増加を受け、新棟を建設する。