京都に現存するモダン建築を一斉公開するプロジェクト「京都モダン建築祭」

大阪
 京都モダン建築祭実行委員会と京都市は、京都に現存するモダン建築を一斉公開するプロジェクト「京都モダン建築祭」の公式サイトをグランドオープンし、参加建築やプログラム情報を発表した。4回目となる今回は、過去最多となる126件の建築が参加して11月1~9日に行われる。  プログラムの内容としては、事前申し込みが不要な「パスポート公開」(公開件数56件、全12エリア)、定員制で事前申し込みが必要な「ガイドツアー」(90コース)の他に、31件の「連携企画」、4件の特別イベントが予定されている。  建築祭のパスポートは29歳以下を対象とした割引があるU29パスポートの他に、前期パスポートと後期パスポート、全期間のパスポートをそれぞれ発売。  「ガイドツアー」などの抽選受け付けは9月1~30日で、希望者多数の場合は抽選。その後は先着順で受け付ける。また、当日でも空きがあれば申し込みが可能だ。  「連携企画」は、割引やノベルティ贈呈などのパスポート特典や、建築・施設が主体となって実施する各種イベントなど、モダン建築と建築祭がより楽しめる企画となっている。  同イベントは、2022年に文化庁京都移転記念事業として、京都モダン建築祭実行委員会と京都市の共催でスタートした建築一斉公開イベント。全国でも珍しい有料パスポート方式を初めて導入し、パスポート公開とガイドツアーを主なプログラムとして実施している。  パスポートの購入など詳細は「京都モダン建築祭」公式サイト(https://kyoto.kenchikusai.jp/)を参照。