受託候補者を決定 高松市 四国新幹線整備まちづくり調査

四国

新高松駅イメージ図(出典 香川経済同友会)

【高松】高松市は「高松市四国の新幹線整備に関するまちづくり調査検討業務委託」の公募型プロポーザルを実施し、受託候補者を選定した。  委託先はパシフィックコンサルタンツ四国支社(高松市)。プロポーザルには全4社が参加したが、受託候補者以外の社名は明らかにしていない。納期は2026年8月31日。  業務の結果を基に、事業主体となる国への陳情資料作成の他、同駅を中心としたまちづくりの将来像や二次交通の計画に活用する考え。  高松市内に整備する四国新幹線高松駅の候補地は、JR高松駅、JR栗林駅、ことでん伏石駅、高松空港下の4カ所が挙がっている。  各候補地での施工性、既存市街地、二次交通との関係性、整備費用などを検討する。この他、高松市の都市機能などの現状分析、これまでに検討された四国の新幹線整備効果、経済波及効果、課題の整理を挙げている。