日本スパイダー協会 運転技能講習を日本初開催 4人が受講合格

四国

運転技能講習の様子

 日本スパイダー協会(五島満会長)は、8月4日から5日間の日程で、第1回建設機械「スパイダー」運転技能講習を開催した。操作ライセンスの取得に向け、茨城県・滋賀県・福岡県から4人が参加し、走行・作業に関する装置の構造・取り扱いに関する知識や運転に必要な操作の基礎・実技(平地・応用・傾斜地操作)講習を受け、全員が合格し修了証を受け取った。  五島会長は「これまで開発国(スイス)からトレーナーに来てもらい操作訓練をしていたが今回以降、世界で初めて他国(日本)で受講できるようになった。スパイダーの普及拡大を目指すうえで、ライセンス取得は極めて重要。キタトレーニングセンター(吉野川市)の協力のもと4人の教習資格を得たオーソライズド・トレーナーを配置し、2台の機械を使うなど万全の指導体制で臨んだ。協会が発足して4ヶ月、能登半島道路啓開での成果や今回の運転技能講習の始動など、想像以上に活動が進捗しうれしい」とコメントした。受講者からは「操作方法などを丁寧に教えてもらった。最初は操作が自分のイメージと違ったが、トレーナーの指導で上達することができた」との感想があった。