震災対策・高規格道路整備・新幹線導入等を可決 四国4県議会正副議長会議

四国

冒頭のあいさつを担当する香川県議会の谷久浩一議長

 香川県議会は8月20日、四国4県議会正副議長会議を高松市内で開いた。建設関連の議案としては、「震災対策関連施策の充実・強化」、「四国地方の高規格道路ネットワークの整備促進」、「四国への新幹線導入」が挙がった。全6議案を審議し、全てを原案可決した。要望時期は今後検討する。  座長を担当した香川県議会の谷久浩一議長は「急速に進む人口減少、少子高齢化や物価高などの 他、激甚化する災害への備えといった多くの課題がある。このような四国4県で共通する問題に対しては、これまで以上に各県の連携を強化し、議論を深め、地方の思いや願い、現場の声を届けることが大切だと考えている」とあいさつ。  続いて、開催県である香川県の池田豊人知事が、「四国の未来について、4県で一緒に議論する有意義な時間にしてほしい」と述べた。  高知県は「震災対策関係施策の充実・強化」について議題を提出した。6月に閣議決定した「第1次国土強靱化実施中期計画」について、予算と財源を通常予算と別枠で確保する他、初年度である2026年度は、25年度補正予算として速やかな処置を求める。他の要望は、公共施設の耐震化、社会福祉施設の耐震化・津波被害対策の推進など。  「四国地方の高規格道路ネットワークの整備促進」は徳島県が挙げた。四国横断自動車道路のうち、窪川佐賀道路をはじめとする6道路の整備促進、阿南安芸自動車道(美波~海部)の早期事業化など9項目を内閣総理大臣や国土交通大臣らに提出する。  香川県は「四国への新幹線導入」を要望する。四国の新幹線実現に向け、基本計画から整備計画へ格上げする法定調査の実施を目指す。  この他、「伊方発電所の安全対策及び原子力防災対策の充実・強化(愛媛県)」、「子育て支援施策の充実・強化(香川県)」、「医師確保対策の充実・強化(高知県)」について話し合った。  26年度の四国4県議会正副議長会議は香川県内で開催する予定だ。