7月の四国建設業倒産は4件 帝国データバンク高松支店

四国
 帝国データバンク高松支店がまとめた、7月の四国地区企業倒産集計(負債額1000万円以上、法的整理による倒産)によると、建設業の倒産は4件発生し、29カ月連続で発生したことが分かった。  主な倒産では、建築工事の谷口工務店(香川県)が4億5000万円、土木工事の高島組(徳島県)が8000万円の負債額を発生させた。  全業種を合わせた倒産件数は14件で、前月と同数で、2カ月連続で前年同月を下回った。負債総額は15億3000万円で、前月比、前年同月比ともに2カ月連続で増加した。  資本金別では1000万円以上5000万円未満が7件で最多。100万円以上1000万円未満が5件で続いた。  県別では、徳島県が8件で最も多く、香川県が4件、愛媛県が2件と続いた。高知県は16カ月ぶりに発生しなかった。