高松市 東部下水道処理場耐震補強へ 再構築・補強の案から検討
四国
再構築または補強の両面から検討する東部下水処理場
【高松】高松市は、東部下水処理場の耐震補強に向けて、新たな用地または既存用地での再構築、既存施設の耐震補強・設備更新の3案での比較検討を実施する。2026年度以降、最も経済的な検討結果を基に事業を進めていく考えだ。
東部下水処理場は1982年に稼働した。高松市内にある4カ所の終末処理場の中で、最も処理能力が高く、1日当たり8万3330立方メートルの処理に対応可能だ。処理開始から40年以上が経過しており、躯体はコンクリートの耐用年数が迫っている他、腐食など劣化が見られる。
建設した当時は人口が増加する見通しで施設の能力を決定したため、現在は余力のある状態だ。高松市の将来の人口は減少傾向が続くことから、人口に対する適切な能力での処理を目指す。
比較検討業務は、現在公募型指名競争入札の手続きを進めている「令和7年度高松市下水道総合地震対策計画」で実施。開札は9月8日。納期は2026年3月17日。
計画区域・人口、排除方式、幹線ルートなどの全体計画を策定。処理場の立地条件、建設費、維持管理費などを考慮し、配置計画、配管・配線同線、施設計画を定める。この他、施設設計や施工方式を検討する。
現有施設は、最初沈殿池が9池、反応タンクが10槽、最終沈殿池が8池、汚泥濃縮タンクが1槽、汚泥消化タンクが3槽、機械濃縮設備が2台、汚泥脱水搬が4台。下水排除方式が分流式一部合流式、処理方法が標準活性汚泥法。
所在地は屋島西町2366ノ6。敷地面積は14・37㌶。
