丸亀市資料館学芸委員会 保管場所不足について議論
四国
丸亀市立資料館
【丸亀】丸亀市は、丸亀市立資料館の収蔵資料の保管場所不足について、収蔵資料が有効活用できる保管場所を検討していく方針だ。丸亀市資料館学芸委員会(田中健二委員長)の、2025年度第1回委員会を開催し、議論した。会では統廃合によって空いた市内の公共施設などを活用するなどの案が挙がった。
市では現在、資料館内にある収蔵庫や館外にある倉庫で資料を収蔵、管理している。一方で資料の増加によるスペースの不足や施設が史跡内にあるため拡張が難しいなどの課題を抱えている。
当日は事務局から現状についての説明があった後、対策について議論した。委員からは「市内で統廃合により閉鎖された小中学校や幼保施設などの公共施設を活用する」「新たに建設する公共施設内に収集資料を展示するスペースを設ける」「26年8月末で利用を終える市民会館の代替施設を活用する」などの意見が挙がった。