関東財務 東京拘置所宿舎・小菅第2住宅PFI 事業者選定へ入札公告

東京
 財務省関東財務局は8月26日、PFI手法による東京拘置所宿舎と小菅第2住宅(仮称)の整備で事業者を選ぶための総合評価一般競争入札(WTO政府調達協定対象)を公告した。合計809戸の設計、建設、工事監理、維持管理に携わる民間企業にグループを組んで参加してもらう。8月29日に入札説明会などを開いた上で、10月10~16日に参加表明書などを、11月14~20日に入札提出書類を受け付けて11月25日に開札。提案内容の審査を経て2026年1月下旬に落札者を決める。落札者が立ち上げる特別目的会社と26年3月に契約を結んで設計や建設、完成から一定期間の維持管理などを任せる。  整備場所は葛飾区小菅1丁目の東京拘置所西側敷地約3㌶。老朽化した現在の東京拘置所宿舎を高層・集約化する形で建て替えるとともに、空いたスペースに小菅第2住宅を新設して23区内の宿舎不足に対応する。  まず敷地のうち約1・2㌶を利用して、11階建て363戸(独身用175戸、単身用28戸、世帯用160戸)の新しい東京拘置所宿舎を建設する。これに続いて現在の東京拘置所宿舎(4~5階建て8棟)や女子控室(2階建て)、男子待機所(3階建て)などを解体。その上で、残る約1・8㌶のエリアへ14階建て446戸(独身用・単身用323戸、世帯用123戸)の小菅第2住宅を建設する。両宿舎の集会所なども造る他、宿舎との合築や別棟などで付帯的事業を行うことを認める。  事業方式はBTO。7月にPFI法に基づく特定事業に選定し、国による事業の実施に比べ財政負担額を3%程度削減できるとの見込みなどを公表していた。日本工営都市空間(千代田区)がアドバイザリー業務を手掛けている。  業務に応じた入札参加要件は▽設計=建築士事務所Aの1者または複数者▽建設=建築一式Aの1者またはAかBの2~3者(2者以上ならうち1者はA)▽工事監理=建築士事務所Aの1者▽維持管理=役務の提供等(建物管理等各種保守管理)AまたはBの1者―。  事業スケジュールを見ると、東京拘置所宿舎は設計・建設期間が26年3月~28年12月、維持管理期間が29年1月~38年3月末。一方、小菅第2住宅は設計・解体・建設期間が26年3月~31年3月、維持管理期間が31年5月~37年9月末となっている。