四国電力 坂出発電所に新5号機 28年2月の着工目指す
四国
【香川】四国電力は、坂出発電所の敷地内に天然ガスを燃料とする5号機を新設する。2028年2月に土木建築工事を着工し、30年中に完了させる方針。機器据え付け工事や試運転を経て、32年1月の運転開始を目指す。設計・施工の外注先は検討中だ。
8月26日に環境影響評価法と電気事業法に基づき、「坂出発電所5号機建設計画環境評価方法書」を経済産業大臣に提出。香川県知事、坂出市長、宇多津町長にも送付した。
5号機は坂出発電所2号機の南東側空地に整備する。敷地面積は約2・5㌶。液化天然ガスを燃料とする最新鋭の高効率ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備を設置する計画だ。
原動力の種類はガスタービンと高圧の水蒸気を活用する汽力、出力は約60万㌔㍗。燃料と発電方式は、LNGとコンバインドサイクル発電方式。同方式は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた複合方式となっている。煙突の高さは88㍍。所在地は坂出市番の州町2。
環境影響評価方法書の公告・縦覧を9月26日まで行う。住民からの意見提出は10月10日まで受け付ける。
四国電力グループは、50年のカーボンニュートラルの実現に向けて、安全を大前提とした原子力発電の最大活用や再生可能エネルギーの主力電源化、火力発電における二酸化炭素排出削減など「電源の炭素化・脱炭素化」、産業・運輸部門を含めた電化の推進による「電気エネルギーのさらなる活用」を掲げている。