茨木市 市役所前線を歩行者中心の空間に 27年度着工へ

大阪
 茨木市は、市役所の東側を通る市道市役所前線を歩行者中心の空間に整備する。アーバンパイオニア設計(大阪市北区)に委託している基本設計で方向性を固め、2026年度に実施設計を行い、27年度に着工する考えだ。  整備の対象は、市役所の北東にある市役所前交差点から南に向かう延長約150㍍、幅員約8㍍区間。  市は、この区間を「歩行者中心のランドスケープ的な空間」にすることとし、整備を市街地活性化に向けた事業に位置付けている。こうした空間整備を行うことで、歩いて楽しい空間を実現し、平日昼間の歩行者交通量を増加させる狙い。  整備では、市役所と道路を挟んで対面にある文化・子育て複合施設「おにクル」間の移動の安全性を確保する考え。おにクル北側にある芝生広場に隣接する場所として、価値の向上も図る。