みなとアクルスのアリーナ新築に着工 28年初頭開業へ

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アリーナの完成イメージ

 【名古屋市港区】三井不動産(東京都中央区)と豊田通商(名古屋市中村区)、KDDI(東京都港区)は、みなとアクルス内に整備する多目的アリーナ「名古屋アリーナ(仮称)」の新築計画を正式に発表した。8月27日付で着工しており、2027年秋の完成、28年初頭の開業を目指す。豊田通商が保有するプロバスケットボールクラブ「ファイティングイーグルス名古屋」(以下、FE名古屋)のホームアリーナなどとして活用していく方針。  アリーナの規模は、鉄骨造4階建て延べ約2万7500平方㍍。メインアリーナの収容人数は約1万人を見込み、その他には物販店舗などが入る予定。FE名古屋のホームアリーナとしては、同クラブが所属するBリーグの27―28シーズンから利用する。開業時期や施設の詳細については今後、事業者とFE名古屋との間で協議していくもようだ。  建設地は名古屋市港区金川町101ノ22。港北運河の北側、多目的ホール「PORT BASE」の西側、約2万0500平方㍍が対象となる。  設計・施工は大林組(東京都港区)が担当。建設リサイクル法に基づく届け出は、ららアリーナ名古屋(東京都中央区)が届け出者となり、27年10月末の工事完了を予定している。  Bリーグでは26―27シーズンに、リーグの所属基準の改定を予定している。3部制に変わりはないものの、成績による昇・降格を廃止。各ディヴィジョンの名称を改めるとともに、平均入場者数や売上高、ホームアリーナの有無などの基準を設ける。1部に当たるBリーグ・プレミアでは▽平均入場者数4000人以上▽売上高12億円以上(うちバスケ関連9億6000万円以上)▽ホームアリーナ観客席5000席以上―などの要件を設定。今回のアリーナは、この要件を満たす水準を確保している。  東海エリアでは、7月に開業した「IGアリーナ」(名古屋市北区)を本拠地とする名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、26年1月に着工予定の「三河安城交流拠点(仮称)」(安城市)を本拠地とするシーホース三河、「多目的屋内施設」(豊橋市)を本拠地とする三遠ネオフェニックスの参入が決定済み。ただFE名古屋は、Bリーグ・プレミアへの参入時期について、現時点での回答を控えた。