多摩市 本庁舎建替基本設計 9月補正で2・6億計上

東京

多摩市役所本庁舎建替の配置図

 多摩市は、9月補正予算案に市役所本庁舎建て替え基本設計業務委託料を計上した。一般会計に7905万円を充てるとともに、2025~26年度の継続費として1億8448万円を設定した。予算が可決され次第、公募型プロポーザル方式で設計業務を委託する。  補正案では建て替えに向けた発注者支援(CM)業務委託料の債務負担行為(25~26年度)として9223万円を設定。10月以降に公募型プロポーザル方式で選定する方針。  現在、基本設計業務に関するサウンディング型市場調査(アンケート調査)を進めており、設計委託業務の発注前に事業者に参加意向を調査し、必要に応じて直接対話を行う。調査結果は、基本設計委託業務の公募内容に反映させる。  総務契約課の新庁舎整備担当は「現在、人手不足により設計でも不調が増えている。今回のアンケート調査などを踏まえて、受注しやすい参加要件などを提示できればと考える」と話した。  本庁舎建て替えは、基本設計先行型DB方式を採用し、基本設計を個別に委託した後、実施設計・施工を一括して発注する。今後は25~26年度に基本設計を行い、26年度に実施設計業務と施工の事業者を選定する。26~27年度に実施設計、27年度に既存施設の解体、28~31年度に建設工事を行い、31年度中に移転する。32~33年度に既存庁舎を解体、33年度に外溝工事を実施する。  市は基本計画で、概算事業費を約174億円と試算。仮設庁舎は設けず現庁舎を使用しながら新施設を建設する。敷地西側にある既存の本庁舎A・B棟を残し、敷地南東側の第2庁舎と敷地北側の第3庁舎を解体する。敷地中央に新庁舎を建設する。新庁舎建設後は、既存本庁舎A・B棟を解体して駐車場を整備する。東庁舎も解体して公用車駐車場を設ける。新庁舎の施設規模は6階建て延べ約1万8300平方㍍を想定。  既存庁舎は敷地内に数棟が分散して配置されている。メインとなる本庁舎A・B棟の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ8876平方㍍、建設年は1968~84年。総延べ床面積は1万3156平方㍍。敷地面積は1万9883平方㍍。所在地は関戸6ノ12。  基本構想、基本計画策定支援業務はパシフィックコンサルタンツ(千代田区)が担当している。