石手川かわまちづくりで登録証伝達式 国交省と県、松山市など

四国

遠く松山城を背景に石手川親水広場で石手川かわまちづくり登録証を手にする野志克仁松山市長ら

 新たに「かわまちづくり」支援制度に登録された「石手川かわまちづくり(松山市・東温市・松前町・砥部町)」の登録証の伝達式が、8月27日に松山市の石手川親水広場で開かれた=写真。登録を受けて今後は、河川管理者の国土交通省松山河川国道事務所と愛媛県、関係市町の松山市、東温市、松前町、砥部町などが連携し、河川空間とまち空間が融合した良好な空間形成を目指していく。  石手川かわまちづくりの計画では、川沿いにランニングコースとして利用できる管理用通路を整備し、快適性や連続性の向上を図る。また、憩いや交流の場、さらには子供たちの環境学習の場として利用できる拠点箇所を整備する他、地域住民や民間事業者と連携し、水辺の多様な利用によるにぎわい創出などにも取り組んでいく。重信川かわまちづくり(2019年3月登録)との連携・つながりを強化し、さらなるにぎわいの創出を目指す。  伝達式で松山河川国道事務所の蓜島洋伸所長は、「石手川の計画は重信川水系で2例目。水辺整備と民間主導のイベント・マルシェなどの実施で、河川利用の促進と地域の魅力向上を期待している」とあいさつし、必要な施設整備や支援を約束するとともに、関係者との一層の連携を求めた。県土木部の橋本博史部長も「計画により、石手川を経由して中心市街地と重信川サイクリングロードがつながることになる。27年5月に県武道館をメイン会場に開催される自転車国際会議(ベロシティ)でも地域の魅力が国内外に広く発信されるものと大いに期待している」などと述べた。  また、代表して登録証を受け取った野志克仁松山市長は「今回の計画で、石手川沿いの管理用道路整備により、松山中央公園と石手川緑地の一体的利用が可能になる。今後も河川空間を生かした活性化を推進したい」などと抱負を述べた。  松山河川国道事務所によると、石手川かわまちづくりについては年内にも設計を完了する運び。順調なら25年度内にも一部工事を発注するなど、31年度の完成を目指し整備する考え。