川崎市は、８月28日に２０２５年度川崎市優良事業者表彰式を開催した。24年度に完成した工事または委託の中で特に優れた成績を収めた優良事業者23者（うち共同体５者）と若手技術者12人、女性技術者３人、若手現場代理人12人に福田紀彦市長から表彰状が贈られた。 　福田市長は、「今年から若手現場代理人表彰を創設した。若手の皆さんを中心に表彰できたことは大変うれしく思っている。若手を応援していくことで、次に続く人が少しでも増えてくれるといい」と祝辞を述べ、「建設関係の入札制度の在り方や地元発注の仕方はこれまでも改善してきているが、さらに地域に還元されるような仕組み作りをしていきたい」と語った。 　来賓からは、川崎建設業協会の山根崇会長が「人材難や物価高、技術者の超高齢化、酷暑など課題を克服しながら表彰を受けたということは尊敬に値する。引き続き業務にまい進し、技術力の向上に努めてほしい」とあいさつした。