川崎市 総合評価・JVの発注基準額を改定、引き上げへ
神奈川
川崎市は、総合評価一般競争入札 の対象となる発注標準金額と、JV発注の標準金額を見直す。建築は5億円以上、建築以外は3億5000万円以上の予定価格の工事が総合評価の対象となる他、JV発注の標準金額を各工種で1億円以上引き上げた。実質的に今日2日に公告した工事から適用する。
建設資材費や労務費の高騰が近年続いていることを受けた対応で、発注標準金額の改定により、現状に即した入札契約制度への見直しを図る。
総合評価の対象となる予定価格は、建築工事では3億5000万円から5億円へ、建築以外の工事では2億5000万円から3億5000万円に引き上げた。総合評価の発注標準金額を改定したのは2017年度以来8年ぶりとなる。
市は、一定基準以上の予定金額となる工事をJV発注として公告している。改定後のJV発注の標準金額では、土木工事が3億円以上、建築工事が11億円以上、水道施設工事や空気調和工事、給排水衛生工事は3億5000万円以上、電気工事は5億円以上を対象とする。各工種で対象金額が1億円以上引き上がる結果となった。JV発注の標準金額も17年度に改定しており、当時は15%を目安に5000万円から3億円程度引き上げていた。
また、JVの構成員数ごとの金額の範囲も拡大。土木工事では、2者JVの適用は3億円以上13億円未満となり、改定前と比べて金額の範囲が3億円拡大した。
JV発注の標準金額については、6月の市議会第2回定例会で長谷川智一氏(みらい)が取り上げ、社会情勢や工事の発注状況を踏まえた見直しを求めていた。