ケイアイスター 旭区の老人ホーム開発に参画 PMは霞ケ関キャピタル
神奈川
【横浜】ケイアイスター不動産グループのケイアイスタービルド(東京都中央区)は、有料老人ホーム「(仮称)横浜市旭区四季美台PJ」の開発用地を取得した。取得先の霞ケ関キャピタル(東京都千代田区)がプロパティマネジメントを担当し、ホスピス住宅「CLASWELL(クラスウェル)」シリーズの神奈川県内第1弾として整備する予定だ。今後、施工者を確定した上で2027年夏の完成を目指す。
規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2557平方㍍。居室51室を設け、3台分の駐車場を確保する。駐車場の地下には雨水浸透貯留施設を設置。敷地境界部に緑地を設ける他、建物屋上に庭園を整備する。
オペレーターは霞ケ関キャピタルの子会社のKC―Walfare(東京都千 代田区)。緩和ケアやみとりの機能を持ったホスピス住宅として運営する。
建設地は横浜市旭区四季美台25ノ2の敷地1380平方㍍。相鉄本線の鶴ケ峰駅から約650㍍の場所にある。
設計は明建築設計事務所(横浜市中区)が手掛ける。
ケイアイスター不動産グループは2026年3月期~28年3月期を対象とする中期経営計画で、28年3月期の売上高を25年3月期からプラス約1800億円となる5000億円に設定した。
目標の達成に向け、主力の分譲一戸建て住宅と注文住宅以外の開発にも力を入れており、有料老人ホームの他に、07年に開始したもののリーマンショックの影響で中断していた分譲マンション事業を強化。再開後第1弾物件の「(仮称)横浜市都筑区茅ケ崎南2丁目計画」をはじめ、1都3県で複数のプロジェクトを進めている。