都 品川駅の南側自由通路 検討に着手

東京

品川駅周辺地区の将来イメージ

 東京都都市整備局は品川駅(港区)に新たに設ける南側自由通路の検討に着手する。地下方式とデッキ方式の施工性などを比較して整備方針を考えていく。これに伴う業務の委託先を決める希望制指名競争入札の手続きを進めており、9月17日に開札する予定。2026年3月17日までの委託期間で成果を得て後続の検討につなげる。  都は20年3月に「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン」を策定。そこで示した地区別の将来イメージに沿って段階的な基盤整備やまちづくりを推進している。このうち品川駅街区地区では、品川駅の再編とともに駅前広場や自由通路の整備などを行う。  同地区の将来イメージに掲げる整備の中で、唯一事業化されていない南側自由通路について今回の業務で初めて検討に取り掛かる。東西自由通路(延伸中)の交通量調査や将来基礎交通量の算出を行い、年代ごとの歩行流動を推計して必要幅員を評価。年代のうち45年次の必要幅員を踏まえ、南側自由通路の整備について地下方式とデッキ方式の施工性・利便性・経済性などを比較する。  地下方式(ボックス推進工法)にする場合の通路の深さや東西の接続先も検討し、施工計画を作って概算工事費を算出する。  業務ではこの他、UR都市機構が事業主体となり進めている品川駅北口駅前広場(バス広場)の運営管理方策を検討する。嵩上げ式の面積約7000平方㍍で、JR東日本が施工を担当。乗り入れるバス会社やバス停の配置などを決めるに当たり、適用可能な事業方式を抽出して官民の役割分担の在り方を整理する。  24年度の前段となる業務はエイト日本技術開発(岡山市北区)が手掛けた。