渋谷区 代々木中建て替え工事は27年度末
東京
代々木中の現況
渋谷区は、代々木中建替工事の一般競争入札を建築・電気・機械の3工種に分けて2025年度末に発注する見通しだ。その後、区議会の承認を経て26年8月の着工、29年6月の完成を目指す。
新校舎の規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上3階建て延べ1万0087平方㍍。
区の「新しい学校づくり」整備方針に基づき、老朽化した校舎と体育館などを建て替える。教室や体育館を1棟に集約し、施設間のアクセス性を向上させる。校舎には屋根のかかった屋外空間(プロムナードピロティ)をつくり、グラウンドと校舎をつなぐ生徒のメイン動線にする。雨天時の運動スペース、体育祭・部活動の観覧スペース、災害時の炊き出しスペースとしても活用する見込みだ。
既存校舎の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ8646平方㍍。1961年に完成した。
所在地は西原1ノ46。敷地面積は1万3247平方㍍。
設計は大建設計(品川区)が担当した。