県総合G体育館「シゲトーアリーナ岡山」に

岡山
 岡山県は8月29日、県総合グラウンド体育館のネーミングライツ(命名権)に関する基本協定締結式を行った。出席したのは伊原木隆太知事と命名権者の重藤組(岡山市南区)の重藤武士社長。  新たな愛称は「シゲトーアリーナ岡山」。命名権料は年間2000万円で、契約期間は2025年10月1日から30年9月30日までの5年間となる。  伊原木知事は「岡山マラソンのスタート地点であり、26年夏の全国中学校体育大会柔道会場としても予定されている皆さんに親しまれている体育館。重藤組は60年以上にわたり土木・建築分野で地元に貢献し、清掃活動などにも熱心な企業。今回その延長としての取り組みで、名前にふさわしい施設となるように県も努力を続けていきたい」と述べ、期待を寄せた。  重藤社長は「3年前に創業60周年を迎え、県民の皆さまへの恩返しを考えていた。岡山が健康で、ますます発展していくアリーナになることを願っている」と語った。