測量業の登録業者 21年連続で減少

四国
 国土交通省は、2024年度末時点の建設関連業登録業者数をまとめた。これによると、測量業は前年度比1・5%減の1万1140者、建設コンサルタント業が0・05%減の3930者、地質調査業が0・7%減の1221者といずれも減少。測量業の登録業者数はピークだった03年度から21年連続の減少となる。  測量業は、24年度の新規登録が283者あったが、登録を更新しなかった業者数が456者となり、前年度と比べ173者減少した。登録業者数がピークだった03年度の1万4750者と比べると24・5%の減少となる。  03年度時点と比べると、資本金が「5000万円以上1億円未満」の企業規模の大きい階層では増加しているものの、「1000万円以上2000万円以上」の階層では36・1%減と減少幅が大きい。都道府県別でも、34都道府県で前年度よりも業者数が減少している。  一方、建設コンサルタントは新規登録業者が170者、登録を更新しなかった業者が172者となり、前年度と比べ登録業者数は2者減った。地質調査業は新規登録業者が17者、登録を更新しなかった業者が26者となり、前年度よりも9者減少した。いずれも、登録業者数のピークは05年度で、その後は横ばいで推移している。