北北建 清瀬市の道路新設に向け地質調査

東京

神山特別緑地保全地区の事業個所

 東京都北多摩北部建設事務所は、清瀬市中清戸1~3丁目で整備を進めている「東村山3・4・15の2号新東京所沢線(中清戸工区)」について、地質調査と路床土調査をトーコー地質(豊島区)に委託し、2026年2月16日の納期で進めている。  事業区間は、中清戸3丁目の神山特別緑地保全地区の埼玉県新座市新堀1ノ10との県境から北西に進み、埼玉県道・都道40号さいたま東村山線(新小金井街道)までの延長570㍍。片側1車線道路で、幅員構成は車道が6㍍で、両側に自転車専用通行帯2㍍と歩道4㍍(植樹帯含む)の総幅員18㍍。  今回の調査では、擁壁や盛り土を整備するための地盤状況調査と、舗装の厚さを検討する路床土調査を行う。  工事発注時期は未定で、今後は用地取得を進めていく。4月1日時点の用地取得率は78%となっている。事業認可時点(17年1月25日)の事業費は41億円。財源には国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用する見込み。  同路線の上清戸工区と清瀬橋工区は25年度中の開通を予定している。両工区の延長は新小金井街道から清瀬橋(柳瀬川)までの約1590㍍。