瑞浪市 建設技術研究所で駅北道路等実施設計

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完成イメージ図(提供/瑞浪市)

 瑞浪市は、瑞浪駅北地区における道路や駐車場整備に向け、設計業務の公募型プロポーザルを行った結果、建設技術研究所岐阜事務所(岐阜市)を最優先契約候補者に決めた。業務期間は2026年3月31日までで、工事は27年度に行う予定だ。  業務の内容は、市道駅北ロータリー線と関連道路、平面駐車場(約1万4000平方㍍)、駅南北を結ぶ地下自由通路と階段、排水施設などの整備に関する設計の他、施工計画の立案や数量計算、概算工事費の算出なども含まれる。  「瑞浪駅北地区複合公共施設基本計画」によると、想定事業費として、駅北駐車場拡張に約7・4億円、ロータリー線や地下自由通路などの改良に約10・4億円を充てている。  また、駅北地区で計画している複合公共施設(敷地面積約3700平方㍍)については、設計と管理・運営などを担う事業者グループの募集を既に締め切っており、これから応募者へのヒアリングを行う。市は9月末に基本契約を結び、26年12月までに設計をまとめる予定。建設工事は27年1~3月に別途発注し、同年4月に着工する見通しだ。