横須賀市 追浜夏島線拡幅 まずは鷹取川再整備

神奈川

追浜夏島線の拡幅整備の位置

 横須賀市は、市道追浜夏島線の拡幅整備に向け、まずは拡幅用地として活用する鷹取川を再整備する。2025年度は9月補正予算案に用地測量費1310万円、建物調査費1550万円を計上した。10月以降にそれぞれ入札を公告する。約1万0300平方㍍の用地測量と、約10件の建物調査を実施する。履行期間は、ともに年度をまたぐ予定。  追浜夏島線は追浜駅前交差点から横須賀スタジアム南東側交差点の延長1100㍍。すでに、横須賀スタジアム南東側交差点から追浜駅に向かう延長約600㍍の区間は4車線で整備済み。追浜駅前交差点から横須賀スタジアムに向かう延長約490㍍を拡幅する。  未整備区間の既存幅員18㍍(車道11㍍、歩道3・5㍍×2)を23㍍に拡幅する計画。幅員構成については、今後委託する詳細設計で検討する。夕方には渋滞する路線のため既存の2車線を4車線化する。  拡幅整備予定箇所の北側には、道の近くを沿って西から東に鷹取川が流れている。市は拡幅対象区間延長490㍍のうち、延長約380㍍部分をA~Cの3区間に分け、段階的に再整備を進める。最初は、30~31年度に鷹取川に面していないB区間の延長約160㍍を工事する。32年度には、C区間の延長約120㍍を流れる鷹取川の断面を縮小する埋め立て工事を実施する。C区間の鷹取川の川幅は約13㍍、道路面からの深さは約2・7~2・8㍍。A区間の再整備も含め、昨今の集中豪雨が鷹取川に及ぼす影響などのシミュレーション調査業務を委託した上で、その結果を踏まえ河川断面の縮小幅を決める。33~34年度には、A区間延長約100㍍のボックスカルバート整備工事を進める。上部を歩道として活用する。川幅は細いところで3~4㍍、道路面からの深さは約1・5㍍。  最初に着工するB区間については、用地取得を進めて拡幅する。一方、A区間とC区間は河川のため、市の上下水道局が土地を所有している。現況は、C区間が河川にコンクリートの柱が立ち、その上に家屋がある状態。A区間は暗渠になっており、その上に家屋がある。A区間とC区間では、ともに30件ほどある河川使用者の退去後の整備となる。  市は追浜夏島線拡幅整備について10年後の35年度の完成を見込んでいる。