横浜市 案内サイン案を具体化 野毛山地区アクセス向上
神奈川
横浜市都市整備局は、野毛山地区のアクセス環境向上に向けた案内サインを検討する。最寄り駅からの誘導だけでなく、地区全体の魅力をアップさせるデザインを取り入れたい考え。検討業務の委託先を公募型希望指名入札で決め、2026年3月19日までの履行期限で成果を得る。
最寄り駅である桜木町駅から、野毛地区へ向かう地下道の「野毛ちかみち」や野毛坂、公園通り、野毛山公園内、日ノ出町駅といったルートを想定。24年度にまとめた基本計画を踏まえ、案内デザインの修正案を検討するとともに、動物の足跡を活用したサインの標準図を作成する。
24年度の業務をクワハタデザインオフィス(横浜市西区)が担当した。
野毛山地区は関内・関外地区やみなとみらい地区に隣接するエリア。野毛山公園・動物園や中央図書館など、地区内にある公共施設のリニューアルを順次進めている他、重症心身障害児者等支援拠点の新規整備を予定。併せて、「インクルーシブなまちづくり」をテーマに誰もが分け隔てなく過ごせるエリアにする方針。この一環としてアクセス環境の改善も図る。