相模原市 9月補正で学校空調設備リースに69・6億の債務負担
神奈川
相模原市は、9月補正予算案に小中学校空調設備整備事業費として限度額69億6571万円の債務負担行為を設定した。小学校屋内運動場や小中学校特別教室に空調設備をリースで設置する。本年度中に事業者の募集・選定を行う。リース期間は26~37年度の12年間。
近年の猛暑の状況を踏まえ、児童・生徒の適切な学習環境を確保する上で喫緊の課題となっている学校施設への空調整備について、早期の整備完了に向けてリース手法を活用する。現在は本年度中のリース事業者の募集・選定に向け、詳細を検討している。
小学校屋内運動場は25年度末で未設置の56校、約250台をリースで設置。特別教室は25年度末で未設置の70校のうち、45校をリースで設置。教室数は331室、設置台数は約540台。老朽化により空調設備の改修が必要な普通教室18校のうち10校、約230台をリースにより更新する。