北南建 12月に4トンネルの改修工事公告

東京

本宿トンネル

 東京都北多摩南部建設事務所は、本宿トンネルなど府中市と小金井市内で4カ所のトンネル改修工事を計画している。工事に伴う設計業務をセントラルコンサルタント(中央区)に委託し、11月18日を納期として進めている。順調に進めば施工能力審査型総合評価方式による希望制指名競争入札でトンネル改修工事を12月に公告する予定だ。  2023年度に実施した定期点検では、コンクリートのひび割れや剥離、浮きなどの劣化が確認された。その結果、健全性Ⅱ(予防保全段階)やⅢ(早期措置段階)と判定された4トンネルについて、補修を行い安全性を確保する。  設計では、改修計画の策定、図面作成、数量計算などを行い、工事発注に備える。  対象のトンネルは次の通り。  本宿トンネル(府中市本宿町1丁目)―延長127・5㍍、都道18号府中町田線(新府中街道)▽府中栄町立体交差(府中市栄町3丁目~武蔵台1丁目)―延長66・6㍍、都道14号新宿国立線(東八道路)▽貫井トンネル(小金井市貫井南町3丁目)―延長50㍍、都道248号府中小平線(新小金井街道)▽小柳立体交差(府中市小柳町4丁目)―延長44・5㍍、神奈川県道・都道9号川崎府中線