紺屋町再開発 本組合設立後ろ倒し
静岡
【静岡・葵】JR静岡駅の北側にビルを整備する「紺屋町・御幸町地区第一種市街地再開発事業」準備組合は、2026年3月の本組合設立を目指している。24年8月の都市計画決定時には同年12月の組合設立を計画していたが、15カ月の後ろ倒しとなった。建築費の高騰などを鑑み、270億円としていた総事業費も増加する見込み。
店舗、事務所、マンションを備えたビルを建設する。現時点では、28年4月の権利変換計画認可、同年夏前の既存施設解体を予定。ビルの完成は32年11月を見込む。
計画地は静岡市葵区紺屋町8他。施行区域面積は約8600平方㍍。用途地域は商業地域、建ぺい率80%、容積率600%。
事業協力者として、野村不動産(東京都新宿区)と旭化成不動産レジデンス(東京都千代田区)が参画している。ビルの 基本設計は梓設計(東京都大田区)が担当。