あいち銀行 新笠寺支店整備に26年1月着手

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解体が進む当該地

 【名古屋市南区】あいち銀行(名古屋市中区栄3ノ14ノ12)は、6月に明らかにしていた笠寺支店の建て替え計画について、新店舗の整備に2026年1月初旬から着手する。現在は旧建物の解体を進めており、11月末には完了する予定。  新店舗の規模は鉄骨造3階建て延べ2435平方㍍、高さ13・6㍍。1階に笠寺支店と笠寺中央支店が入り、2~3階は事務センターとする計画。敷地面積は1325平方㍍、建築面積は949平方㍍。駐車場は10台分を設ける見通し。  建設地は旧・笠寺支店の立っていた名古屋市南区桜本町99。用途地域は東西で分かれており。名古屋環状線に面した西側は近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率300%、絶対高45㍍高度地区)、東側は第2種中高層住居専用地域(同60%、200%、20㍍高度地区)に設定されている。  工事名は「(仮称)愛知銀行笠寺支店兼事務センター新築工事」。完了は2027年2月末を予定。設計・施工は清水建設名古屋支店(名古屋市中区)が担当。また、旧建物の解体は靖幸建設(名古屋市北区)が進めている。  笠寺支店は、8月4日付で笠寺中央支店(名古屋市南区)へ移転・統合した。新店舗の完成後は、同支店とともに移転する予定だ。笠寺中央支店の所在地は、名古屋市南区前浜通3ノ20。用途地域は近隣商業地域で、建ぺい率80%、容積率300%。絶対高45㍍高度地区。移転後の土地・建物の活用方針について、あいち銀行は「未定」としている。