吹田市 上山手町の都市計画道路を無電柱化

大阪
 吹田市は、上山手町を通る都市計画道路「佐井寺片山高浜線」を無電柱化するため、予備設計に着手した。2026年12月28日までに成果をまとめ、27年度の実施設計、28年度の着工を目指す。  予備設計の区間は、上山手町で佐井寺片山高浜線と名神高速道路が交差する付近から北に向かった延長900㍍区間。無電柱化に会わせて、歩道のセミフラット化と植え替えなどの樹木の再整備も実施する。  佐井寺片山高浜線は、大災害発生時の円滑な応急対策のための「地域緊急交通路」に指定されている市の南部と北部をつなぐ路線。発災時の防災性の向上や、歩行者の安全な通行空間の確保などのために無電柱化が求められている。  予備設計は日本インシーク(大阪市中央区)に委託して進めている。