和気町 和気小体育館の空調整備工事へ

岡山

空調整備工事を予定している和気小学校の体育館

 和気町は、和気小学校体育館の空調設備整備について2026年度の工事発注を目指している。同年度当初予算で工事費を確保する見通しで、文部科学省の空調設備整備臨時特例交付金を活用する。同交付金上限額の7000万円以内で工事費を設定し、指名競争入札での発注を予定している。順調に補助の内定が受けられれば、夏休み中にも着工する。  同小学校(藤野429)の体育館に6~8基の空調設備を整備する他、断熱性の確保を図るために二重窓の取り付けを検討している。同体育館は鉄骨造平屋725平方㍍の規模で、1976年に建設された。同整備工事の実施設計は花田建築設計事務所(和気町)が担当し、2026年2月末までの履行期間で進めていく。  同小学校は災害時の避難所として指定されており、教室や特別教室への空調整備は完了しているものの、体育館は未整備の状態となっている。同小学校の他、現在長寿命化改修工事を進めている本荘小学校の2校を先行して進めていく。