ヨーカ堂 首都圏に10店出店 改装は全国で50以上
静岡
ヨーク・ホールディングス(東京都千代田区)の子会社イトーヨーカ堂(東京都品川区南大井6ノ27ノ18)は、2030年までに約10店の新規出店を検討している。エリアは首都圏が中心となる見込み。また、今後2~3年間で50店舗以上の改装を見込む。
近年、イトーヨーカドーは閉店が相次いでおり、静岡県内では「イトーヨーカドー沼津店」が21年に閉店した。
ヨーク・ホールディングスの親会社セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)によると、食品事業を強化して再建に取り組んでおり、首都圏中心の出店は「イトーヨーカドー」や「ヨークフーズ」などを予定している。詳しい投資計画などは、25年度中に策定する予定の中期経営計画で明らかにする考え。
セブン&アイ・ホールディングスは9月1日、 ヨーク・ホールディングスの株式60%をアメリカの投資ファンド・ベインキャピタルに売却。イトーヨーカ堂はベインキャピタルの傘下となった。