愛知県 美術館・陶磁美術館地方独立行政法人 ネットワーク整備に着手
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愛知県県民文化局は、愛知県美術館と愛知県陶磁美術館の運営を2026年4月から地方独立行政法人への移行するための手続きを進めている。その一環として「地方独立行政法人愛知県美術館機構ネットワーク整備および情報機器調達一式」を25年度に整備する。年度内に整備を終え、26年度から運用する計画。履行期間は、情報機器等の賃貸借期間を含め、契約締結から31年3月12日まで。委託先は、物品・役務のWTO適用案件として一般競争入札方式で選定し、NTT西日本(大阪市都島区)と契約した。契約額は2億7319万3800円(税込み)。
同業務は、地方独立行政法人移行後、現在の県の行政情報通信ネットワークなどが利用できなくなるため、新たなネットワークと情報機器を整備するもの。ネットワーク機器の調達・搬入作業、設置・設定作業。LANケーブル・光ケーブル敷設および接続。情報機器の調達・搬入作業、設置・設定作業-などを行う。
県では、愛知芸術文化センターと愛知県陶磁美術館について、県民から求められる文化施設としての機能や役割を果たすことが可能な運営手法を調査するため、24年度に愛知県文化施設活性化基本計画を策定した。その中で、愛知芸術文化センターの建物管理および愛知県芸術劇場の運営手法については、公共施設等運営権(コンセッション)方式を導入することとし、2月に事業者の募集を行い、9月ごろに優先交渉権者の選定および公表する予定としている。
美術館および陶磁美術館の運営手法については、地方独立行政法人による2館一体で運営するものとし、2館を設置管理する地方独立行政法人愛知県美術館機構の設立に伴い、設置する委員会の組織等について定める定款を25年2月定例議会で可決した。今後、地方独立行政法人としての法務省の認可の手続き、設立の登記を経て、26年4月の移行を目指すことになる。
