名古屋市 分煙施設設置助成 市中心部対象で屋内施設も対象に

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 名古屋市健康福祉局は、分煙施設の設置費用助成行うため、事前相談・エントリー申請を10月24日まで受け付ける。市内中心部の整備に注力するため、本年度から名古屋駅・栄・金山・熱田神宮周辺の重点整備区域のみを対象とした。屋外だけでなく屋内施設も対象に追加し、建築費などの上昇を踏まえ、助成金額も増額している。  対象は、土地または建物を所有もしくは使用する者または団体。助成対象施設は、市が定める施設構造などの要件を満たした、一般利用が可能な▽屋内分煙施設(建物内に設置した喫煙室)▽屋外分煙施設(コンテナ型)▽屋外分煙施設(パーティション型)―のいずれか。  設置費用の他、運用費用を助成する。設置費用助成は助成率10分の10で、助成上限額は分煙施設の面積が5平方㍍未満で400万円、5~10平方㍍未満は600万円、10~20平方㍍未満は800万円、20平方㍍以上は1000万円。運用費用助成は、設置翌月から最大60カ月で、1カ月当たり一律12万円(最大年間144万円)となっている。  詳細はホームページ(https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000144938.html)から。