夢生の会 海事関係功労者大臣表彰を受賞
静岡
環境美化の継続を掲げる南 理事長
NPO法人「夢生の会」(静岡市清水区、南典枝理事長=公南建設社長)は、海事関係功労者大臣表彰を受賞し、国土交通省清水港湾事務所から表彰状を受け取った=写真。清水港日の出地区で、多年にわたる清掃活動により地域の環境美化に貢献し、美しい景観形成に寄与したことが評価された。
南理事長は「清水港は地域の誇りであり、未来へと引き継ぐ大切な財産。これからも美しい港の景観を守り、次世代に誇れる清水港づくりに尽力する」と述べた。
同会は、清水港開港100周年事業として開催された「港づくりワークショップ」に参加したメンバーが集まり、港湾緑地などの美化、にぎわいづくりを目的に、1998年4月に設立(2001年7月NPO法人認証取得)。設立当初から、定例活動として清水港マリンパーク内の掃除、芝刈り、植木の剪定(せんてい)や季節の花の植栽を継続している。
「海をきれいにするための一般協力者」として、▽国土交通省清水港湾事務所長表彰(09年)▽国土交通省中部地方整備局長表彰(12年)▽静岡市功労者表彰(ボランティア等善行功労)(24年)―などを受賞。また、23年に静岡県清水港管理局を含む複数の団体で組織する「海の日清水港実行委員会」から台風被害の復旧活動に協力したことで感謝状を贈られた。